テイルズオブベルセリア評価&後半のボスの倒し方&ストーリー考察ついさっき、PS4のRPG『テイルズ オブ ベルセリア – PS4をクリアしたわ。

 

 

 

 

発売日の8月18日(木)に買って、今日28日(土)にクリアしたから、ちょうど10日かかったことになるわね。
感動の余韻に浸りながら、前半はネタバレなしのレビュー、後半はネタバレありのストーリー考察を行うことにするわよ。
【ネタバレなしのレビュー】
・ストーリー
あたしはエクシリアから入ったにわかテイルズファンなんだけど、エクシリア1以降の中では最高傑作のストーリーだと断言できるわ
トレーラーを見たら一目瞭然であるように、ストーリーの根幹はダークなものではあるけど、クリアした時には物語としての感動と達成感を深く実感できるはずよ。
前作ゼスティリアとの繋がりもあって、前作を全く知らなくても楽しめるけど、なかなか気の利いたリンクの仕方に感心したわ。
・キャラ
主人公のベルベットとヒロイン(笑)のライフィセット以外は、最初はあまり期待していなかったんだけど、6人パーティーの全員が好きになったわ。
敵キャラも印象深いコが多かったわね。
全編にわたってきょうだい愛や友情にフォーカスが当てられていたのにも好感が持てたわ。
パーティーの内訳は、明るいおねえさん&ダークなおねえさん&天然のおねえさん、イケメン2人、ヒロイン少年、という感じね。
・戦闘
難易度はノーマルより1つ上のセカンド、クリア時間は53時間、レベルも53だったわ。
特にレベル上げや金策を行っていなかったせいか、後半のボスは毎回撃破に10分近くかかって、何度も全滅しまくったわよ。
今回の戦闘システムも過去最高だと思うわ。
左スティックとボタンを同時に操作して技を出すことがこれまでの基本だったけど、今作は1つ1つのボタンで直接技を出せるようになっているから、連打も楽しいわよ。
ソウルシステムってのがあって、これはデスティニー2やグレイセスに近いんだけど、コンボを繋げたり、防御や回避を成功させたり、そういう何らかのかっこいい行動と連動して増えるのよね。
で、脳筋連打攻撃してるとすぐゼロになって、攻撃が通らなくなるの。
これは一見、無双プレイを欲している人にとっては爽快感を削ぐ要素と思われるかも知れないけど、戦闘のメリハリに役立っていると思うわ。
今まであたしがやったどのテイルズよりも、「奇跡的な逆転勝利が可能な戦闘システム」と言えるわ!
特にボス戦では、コンボがうまく繋がらない時は超苦戦するんだけど、ひとたび繋がり出した時に仲間と連携できていれば、一気に削って逆転勝利ってことがしょっちゅうあったのよ。
唯一感じた欠点としては、パーティーを交代する時にBG消費があることね。
蘇生魔法がなかなかうまくいかない(しかも2人しか使えない)ということもあって、ライフボトルを使い果たすと、せっかく控えメンバーがいるのにオジャンというケースが多々あったわ。
蘇生周りの難易度が高すぎた感じはするわね。
あと、前作ゼスティリアもそうだったけど、アイテムをAIが使ってくれないのはいらいらするわね。
・装備システム
店でも武具を買えるけど、ドロップでゲットしたものを素材で強化するのが基本みたいね。
素材のバリエーションが豊かすぎて、なかなかたくさん強化することはできなかったわ。
「レア度」ってパラメーターがいい指標になってるから、ハック&スラッシュの要素があって楽しめるんだけど、強化するには素材の種類がちょっと多すぎた気がするのよね。
で、強化してる最中にさらにレア度が高いやつをゲットすることが多くて、そこで古いのは分解してまた一からやり直すみたいな。
マックスまで強化した方が能力上げるのにいいみたいなチュートリアルもあったんだけど、やっぱりレア度高いやつの方が数値高めだし。
そこで迷わせるのが面白さに繋がっているのかも知れないし、実際あたしは面白かったんだけど、ボス戦で行き詰まったりして装備品を一新したい時にはストレスたまるわよね。
・総評
エクシリア以降では過去最高だとあたしは断言できるわ!
ただ、ストーリーは元気な勇者ものとは言えないし、戦闘も適当にやってるだけだと詰むこともあるという点では人を選ぶわね。
って言いつつあたしも戦闘は適当にボタンを連打してたけど、ちょっとコツを感じたわ。
【後半のボスの倒し方】
後半は強いボスが増えてくるわね。
あたしはラスボスに至っては1時間かけて倒したし(笑)、とても褒められた技術ではないんだけど、ちょっと気付いたことがあるの。
ライフボトルでの蘇生も、魔法での蘇生も、今作はなかなかうまくいかないと思うわ。
本作はTPやMPの概念がないから、回復魔法も使いたい放題なわけで、それでも死んじゃうってことは、敵の攻撃力が高いってことなんだけど。
一度死に始めると、あっという間にライフボトルを使い切っちゃうの。
2人が使える蘇生魔法も、詠唱に時間がかかるからしょっちゅう的にキャンセルされちゃう。
なので、今作は、「そもそも死なない戦い方と作戦」が一番重要ってことを、ラスボスでやっと理解したわ(笑)
そのためには、BGを秘奥義ではなくてキャラ交代に使わせないとダメよ。
それからAIの作戦だけど、全員に回復を推奨させてるのに苦戦する場合、逆に攻撃寄りにした方が、コンボが繋がって奇跡が起きることがよくあったわ。
あたしは、ロクロウってキャラ好きだったんだけど、回復魔法は使えないっぽいから、後半までボス戦にはなるべく入れないようにしていたのよね。
でも、彼はコンボを繋げる時に連撃をキメてくれることが多くて、ラスボスでも重宝したわ。
・ラスボス!
ラスボス、超強いなあと思いながらなんとか倒したら、連戦でビビったわ。
ライフボトルが4つしか残ってなくて、死ぬわけにはいかなかったの。
で、あたしが気付いた裏技で、なんとか奇跡的に(1時間かかったけど)クリアできたわ!
それなりにレベルが高かったり、難易度が低かったりすれば、もっと楽にクリアできるでしょうけどね。
紅白にっ出てきそうなラスボスと戦う際、あたしは攻撃をAIに任せて、ひたすらぐるぐる逃げ回っていたわw
かっこよく倒したい人にはおすすめできないけど、前戦で回復アイテムを使い果たしてしまった人にはおすすめの方法よ。
あと、全滅するまではあきらめないこと。
あたしは最後2人にまでなっちゃったことがあったけど、おバカなAIがなんとか蘇生に成功して、ちゃんと4人に戻って倒せたのよ。
でも、例外はこれと、その前に倒した化け物だけね。
基本、ボス戦に苦戦する時は攻撃寄りの作戦が実はうまくいくってことが、あたしの気付いたことよ。
さて、以下はネタバレするわね。
ストーリーの考察よ。
【ストーリーネタバレ考察】
あたしはベルベットが超お気に入りだったから、ベルベットも弟も幸せになるエンディングを期待していたの。
だから、あの悲しい結末には涙を禁じえなかったわ。
でも、あれはあれで幸せな気もするの。
エクシリア2でも思ったことなんだけど、エクシリア2では最終的に、主人公の血縁はほとんど全滅しちゃうでしょ。
そんな時に、自分一人生きているより、大好きな家族と一緒にこの世から消えるのが幸せ、という価値観をエクシリア2は表現していた気がするの。
だから、あのエンディングが真扱いだったのよね。
で、今回のベルセリアも、そんな感じだと思うのよ。
ベルベットは家族みんなを深く愛していた。
だけど、もう誰も救えない。
それなら一緒に…ということなのよ。
逆に弟が救えないままベルベットだけ生きてる方が後味悪い気がするのよね。
一方、フィーの結末も、なんだか寂しいものではあったけど…。
でも、世界に希望が持てると思ったわ。
エクシリア2とベルセリアに共通するのは、主人公が世界を壊していたってことよね。
だから、その代償が死(生きているとも言えるけど!)というのは、物語の落とし所としてはいいのかも知れない、と納得したわ。
ゼスティリアのスレイの結末も、なんだか切なかったけど…。
さてさて、とりあえず思ったことをだーっと書いただけだから、語りたい人いたらいつでもお待ちしているわ。
バイバイ、心から愛してるわ。

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