積みゲー『義経紀』(PS2)をクリア、若干レビュー
いったいいつ買って来たのか、全然思い出せませんが(笑)、今日プレイ総計30時間ぐらいでクリアしました。
大河で義経やってた時に発売されたやつですけど、当時はPS2が故障中だったので買いませんでした。
で、ゲームをバンバンするようになってから、ワロタンは義経が好きなもんですから、PS3の『GENJI 神威奏乱』を最初に買って、それからだいぶ経ってから、PS2がちょっとしたことで直って(トレイが開かなかったんですけど、その瞬間にタイミング合わせて叩いたら開いた!)、先に義経英雄伝を買いました。
まああちらは史実に忠実だし、戦闘に戦略性もあって面白いんですが、いかにも大河に間に合わせるための手抜き仕様が目立ちましたね。
ムービーらしきムービーはほとんどなく、紙芝居さえなく、ナレーションさえなく(笑)、ただ文字であらすじが表示されるだけ。
あと、画像がすごく暗かったです。
フロムソフトウェアの持ち味なんでしょうね、エンチャントアーム(レビューはしたのにまだクリアはしてないんだなこれがww)も画面暗いし。
で、中古で500円で買ったのがこの『義経紀』。
「紀」の文字は有名な古典『義経記』と区別するため&オマージュでしょうね。
デスノートの人が絵を描いたということで、キャラのビジュアルがとても素敵でした。
簡単すぎてクソゲーっていう話も見かけたのですが、鬼のように難しかったですよ。
ということで、この『義経紀』の特徴を挙げます。
・アクションの操作は無双系。だが敵のガードが堅いので、隙を見極める力が要求される。あと、防御ボタンの反応が悪いので、相手から攻撃が来る瞬間に間一髪で防御ってシチュエーションにはなりにくい、というかワロタンが下手なだけとは思うけど。義経系のゲームでは一番防御がやりずらかった。最初から防御してたら大丈夫なんだけど、攻撃を始めてからは回避的動作がしずらい。
・ということで、一人で戦うと間違いなく積みます。このゲームの一番面白い所は、仲間が一緒にかなり賢くときどきおバカに戦ってくれること。ドッシリとした破壊系の弁慶、回復が素晴らしい静御前、すばしっこさでは義経パート2っぽい伊勢三郎、後ろからの弓が心強い那須与一。全員で仲良く戦えたらいいんですがそういうことはなく、この中から一人選びます。ワロタンはキャラ的には与一を使いたかったのですが、回復技を出してくれるのは静しかいないので、何度も頑張りましたけど、結局アクション下手なせいで後半はずっと静に頼りっぱなしでした。ほとんど義経&静だけでクリアしちゃったのがちょっと残念です。で、このゲームはボタン一つで「攻撃しろ!」みたいなかけ声が出せるので、回避がうまくできない代わりに、自分に隙ができる瞬間には仲間に攻撃してもらう、というパーティー同士の夢のコンボが実現、ってのが楽しかったです。
・で、RPGパートもなかなか気の利いた会話を村人がしてたりとかで、それなりに楽しめました。
ワロタン的マイナス点は以下のとーり。
・自動生成ダンジョンって初めてなんですが、こんなにつまらないものなんですね〜。似たような風景がブロックの組み立てみたいに毎回ランダムにちょっと変わる程度で、すぐ飽きます。進行方向も縦!か横!しか基本的にありません。そのせいで、定期的に積みゲーになります(笑)。
・雑魚の種類が異常に少ない割に(一桁しかなかったと思う)、異常に強いやつが多過ぎ。ラスボス強過ぎ。まあそのおかげでクリアしたときの喜びもひとしおでしたが。
・義経の声優が合ってない。ワロタンがとても好きな声優さん(『コールドケース』のリリー・ラッシュ役とか〜)なのですが、この作品に限っては、合ってませんでした。どう聞いても女性なんです。しかも、すごく演技力があるのがかなり逆効果。美形で限りなく女性っぽく見える義経の顔から、やけに情念のこもった、ドスの利いた女性の声が出て来るのが違和感ありでした。
という二つですね。
クリア後も神器を集めたりできるし、義経以外が操作できるようになるのですが、まあそこまで惹き付けられるわけではないので、とりあえずセーブして終わっときました。
義経関係のゲームの中では……義経英雄伝とどっこいどっこいかな。
あちらは「源義経」ファンとしては素晴らしかったですけど、ゲームとしてはもう一度やる気になれません。
それにしてもGENJIはなんであんなに評価低いんだろう…。
Copyright © 2011-2015 Warotan. All Rights Reserved.
応援して下さる方は、クリックをよろしくお願いします。
Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.
コメントを残す